アジングで使うカラーローテーション

🧵タックル(釣り具)

 いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業のテーマは、アジングで使うカラーローテーションです。たくさんあるアジング用のワームの中でも、特に迷うのが、カラーの選択だと思います。今回の動画で、ひとつの基準として紹介させていただきます。もし店頭で迷われた際の参考にして頂けたら幸いです。最後までよろしくお願いいたします。

それでは本題に入らせていただきます。

魚の保護色

 まず始めに、アジはフィッシュイーターでもあるため、魚の保護色を確認していきます。魚の背中は、上から鳥などに狙われにくいように海と同化する青色をしています。魚のお腹は、下から大きな魚などに狙われにくいように、太陽の光と同化する白色をしています。

太陽の光が届く海の深さ

次に太陽の光が届く海の深さを見ていきます。深さの数字につきましては、環境や諸説によって様々です。目安として予めご了承ください。

  • 青色の光は、200m程度まで届きます。
  • 緑色の光は、およそ120m程度まで届きます。
  • 黄色の光は、およそ50m程度まで届きます。
  • 赤色の光については、およそ5m程度までしか届きません。

 そのため5m以上の深さでは、赤色は、ぼんやりとした色に見えています。深海魚に赤色が多い理由のひとつにもなっております。カラーローテーションの基本3色を紹介いたします。

カラーローテーション基本3色

カラーローテーションの基本3色を紹介いたします。

1つ目は白系です。これは魚のおなかが、ほとんど白であるためです。どのような状況でも使えるオールラウンドカラーとして、使用頻度がとても高いカラーです。ジグ単のアジングは、基本的にフォールに食わせることが多いため、上から落ちてくるお腹の白がナチュラルに見えていると思います。

2つ目は青系です。これは水深5m以内で、白系で反応がない時に使っています。上から見たら保護色になりますが、下から見ている時に魚がよろめい上下反転したように見えたのではないかと感じております。

3つ目は赤系です。これは水深5m以上で、白系で反応がない時に使っております。赤色が届かない領域で、ぼんやりした印象がよりナチュラルな見え方をしていると思ってます。

金銭的にたくさんのワームを購入できない場合は、この3色で対応しています。

カラーローテーション応用

 カラーローテーションの応用を紹介いたします。先ほどの3色だけでは不安だなと思った時はさらに4色増やして、最大7色で対応しています。

 ポイントに着いたら、必ず1投目に投げるカラーは白です。パイロットカラーとしてアジを探っていきます。白で反応があるが、なかなか食わない時は黄色に変更しています。黄色でも反応は出ているが、それでもなかなか食わない時は、クリアに変更します。

 先ほどの白系で反応がなく、水深5m以内を狙いたい時は青に変更しています。青で反応が出てきたが、なかなか食わない時は、緑に変更しています。緑の段階で反応がなければ、水深5m以内にはアジがいないと判断しています。

 白系で反応がなく、水深5m以上を狙いたい時は、赤に変更します。赤で反応が出てきたが、なかなか食わない時は桃色に変更します。桃色の段階でも反応がなければ、水深5m以上にもアジがいないと判断しています。

 棚のカウントダウンや全てのカラーローテーションを試しても釣れない場合は、魚がいないと判断してポイント移動をした方が良さそうです。

まとめ

最後にまとめです。

1つ目が、状況に応じたナチュラルカラーを選択、ナチュラルカラーを重視したマッチザベイトの釣りを覚えると、偶然ではなく確実に狙って釣れる感覚を得られることができます。

2つ目が、1投目は白 パイロットカラーをはっきり決めておいた方が釣れる釣れない基準いわゆるトライ&エラーが明確になります。

3つ目が反応を見てカラーチェンジ アジングはハマれば爆釣しますが、反面とてもシビアな釣りでもあります。

ひとつのカラーで粘り続けるよりは、反応がなければ5投程度で変更した方がいいと思います。

今回のアジングで使うカラーローテーションの授業は、以上となります。今回の動画が、アジングの釣果アップの手助けに少しでもなれば幸いです。最後までご視聴ありがとうございました。

釣りって、学べる。


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