いつもご視聴頂き、誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業は、漁港デイアジング(ポイント選び編)です。昼間に漁港で、アジングが楽しめるように、ポイントの選び方を紹介いたします。夜ほど、釣果を得ることは難しいデイアジングですが、釣れた時の喜びは何倍にもなります。今回、紹介させていただく場所が、お近くにありましたらぜひ、試されてみてください。最後までよろしくお願いいたします。
いつものように結論から入ります。
- 地形による日陰
- 水深による日陰
- 障害物による安心感
それでは、この3つについて解説していきます。
地形による日陰
地形による日陰について解説していきます。漁港の周辺にこのような山があるとします。太陽が朝まずめ、もしくは、夕まずめの低い位置にあるとします。この時の日陰の状況は、どのようになるでしょうか?
このように山の影が海にかかると、海の中で、明暗部分ができてきます。
それでは、山がないところではどうでしょうか?
漁港のヘチ、岸際はでも十分に日陰ができます。
漁港に係留されている漁船の下もポイントになります。
漁船でできた日陰も十分明暗部分を作ることができる場所になります。昼間にアジが潜む見逃せないポイントになります。
水深による日陰
水深による日陰について解説していきます。
日陰は水深による影響でもできてきます。太陽の光が届く、海の深さにおいて、赤色の光はおよそ5m程度までしか届きません。詳しい解説は、「アジングで使うカラーローテーション」で紹介しております。水深5mもあれば、水がクリアなところでも底が見えなくなってきます。赤の光が届いていない状況にあるため、影ができている状況と同じです。
水深2mから3mの辺りは、太陽の光量が半分ほどカットされているため、この辺りから日陰に相当する明暗部分ができてきます。状況などにもよりますが、およそ1gのジグ単で1秒間に30cmほど沈むので、10秒数えたら3mです。 深場には動物プランクトンなどが生息しています。大きなアジになるほど、体格に見合った栄養を取るため深場に潜んでいます。
障害物による安心感
障害物による安心感について解説していきます。人工構造物や海藻など、アジが安心して潜めれる場所は絶好のポイントです。安心感を得ることは、魚も人も同じだと思います。辺り一面、何もない砂浜に一人でいるよりは、何かの建物に入っていた方が安心できます。
まとめ
今回の授業のまとめです。
太陽が隠れる地形を探してみよう、周囲に山がある漁港は、朝まずめ、夕まずめに長時間にわたって日陰ができ、チャンスタイムも長くなります。
深ければ深いほど暗くなる、水深2mから3mを過ぎると水深による明暗部が始まります。岸際や漁船などの日陰が無くても、ある程度の水深があればアジがいることが期待できます。
障害物で安心感、アジも人と同じで人工物や海藻は、落ち着く場所になります。
漁港の近くに山があると朝まずめや夕まずめで漁港に光を差し込みます。しかも、水深があり人工物や海藻があるところは、有力なアジングポイントです。更に、向かい風でベイトやプランクトンが入ってきたら確定です。
漁港のアジングポイントについては、アジングのポイント(漁港に着いたら編)で紹介しております。お時間ある時にご覧いただけましたら幸いです。
今回の動画が、デイアジングの釣果アップの手助けに少しでもなれれば幸いです。最後までご視聴ありがとうございました。釣りって、学べる。
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