いつもご視聴いただき誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回のテーマは「いると釣れない生き物」を解説していきます。
「○○がいると釣れない」ということをよく聞いたことがあるかと思います。潮や時間帯などから釣れるタイミングを予測したりしますが、海の生き物からもそれらの情報を得ることができます。今回の「いると釣れない生き物」を学ぶことによって、これまで「厳しい釣りになりそう」という理由が曖昧でなく明確になると思います。最後まで宜しくお願い致します。いつものように結論からみていきましょう。
- イルカ
- スナメリ
- ウミガメ
- エイ
- サメ
- ウミウ
この6種類の生き物について解説いたします。
イルカ
イルカについて解説いたします。
水族館ではとても人気があるイルカですが、釣り人にとってはあまり嬉しい存在ではありません。イルカはフィッシュイーターであり、魚やイカやカニなどなんでも食べます。そのためイルカがいる場所は魚が逃げてしまったり警戒心が強くなるので釣れにくくなるといわれます。
スナメリ
スナメリについて解説いたします。
クジラ目ハクジラ亜目ネズミイルカ科スナメリ属のスネメリは、日本沿岸で見られるイルカで最も小さいクジラの仲間です。イルカと同様に魚類、エビやカニなどの甲殻類、イカやタコなどの頭足類などなんでも食べるため、魚が逃げてしまったり警戒心が強くなるので釣れにくくなるといわれます。
ウミガメ
ウミガメについて解説いたします。
ウミガメが浮いてきているということは、潮が止まっている状況になってきます。潮が止まることで酸素不足になったウミガメは、酸素を求めて海面へと浮上してきます。また、ウミガメは泳ぎがあまり上手ではないため、ウミガメが海面まで上がってこれるほど潮が緩いということにもなります。釣りでは基本的に潮が動いている方が釣れる傾向にあります。潮止まりの合図になるウミガメを見かけたら、その時間は釣れにくいといわれています。
エイ
エイについて解説いたします。
エイは小魚やカニ、イカや貝など色々なものを食べますが、青物などのように追いかけて捕食するのではなく、獲物を海底に押し付けて捕食をします。魚類を釣る場合の影響は少ないですが、海底に生息しているイカやタコなどの頭足類は釣れにくくなるといわれています。また、メタルジグやワームなどに喰ってくることもありますので、もし、釣れてしまった場合は尾の付け根についている毒針に注意しまよう。
サメ
サメについて解説いたします。
サメは、口に入るものはなんでも食べてしまうと言われています。回遊してくる魚を追って漁港や海岸にまで入ってくることがあり、餌が豊富な場合はしばらく居付くこともあります。サメがいると餌となる魚類やイカやタコなどの頭足類などが捕食されるため、その場から逃げたり隠れたりしてしまいます。スカリやストリンガーなどを使って、釣った魚を海中で活かしていたらサメに食われてしまうこともあるので、サメが入ってきているという情報がある場合は注意しましょう。
ウミウ
ウミウについて解説いたします。
鳥の中でも海鵜は要注意です。カモメやカラス、トンビなどでは釣れなくなることはほとんどありませんが、海鵜が海面に浮いている釣りが厳しい状況になります。海鵜は、海面に浮かんで休んでいるように思えますが、魚の気配を感じたら、海中に潜って捕食に入ります。こうなると魚は散ってしまい、釣果も止まってしまいます。海鵜、一所に留まって、なかなか動かないこともあるため、しばらくはその場所釣れにくいと言われます。
まとめ
今回のまとめです。
いると釣れなくなるため、釣り人から嫌われてしまいがちですが、いると釣れない生き物たちは何も悪くはありません。私たちと同じ生き物である以上食べて行かなければ生きていけません。潮や時間帯と同じように釣れにくくなる理由として、場所移動などの判断材料としてご活用下さい。
今回の授業は以上となります。「いると釣れない生き物)」の授業が、釣果アップの手助けに少しでもお役に立てれば嬉しいです。
釣りって、学べる。は「今よりも一歩幸せに!」をテーマに5つの力を身に付ける授業を配信しております。
- 釣り具や釣り場を「選ぶ力」
- 潮や天候を「読む力」
- 状況に合わせて「変える力」
- 魚を「釣る力」
- 釣った魚を「捌く力」
今日が人生で一番楽しい日です!釣りは参考になることはあっても答えはありません。自分の頭で考えて、行動して、改善していくことが、釣りの上達や楽しさに結びつくと思います。これからも釣りを学んで幸せな道を歩んで行きましょう!
釣りって、学べる。
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