[2022]春アジングのポイント

🎣アジング

 いつもご視聴いただき誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今日も一緒に釣りの勉強をしていきましょう。今回のテーマは「2022年 春アジングのポイント」を解説していきます。

 昨年、配信させて頂きました「(2021)春アジングのポイント」も合わせてご視聴頂けましたら、学びの効果がありますので、お時間がございましたら宜しくお願いいたします。

 立春が過ぎ、暦の上では春になってきました。アジングも冬の釣りから春の釣りに変わってくるタイミングとなり、考え方や釣り方も変えていくことが大切になってきます。この授業を受けることによって、春アジングに向けての心構え「釣る力」や状況による釣り方「変える力」を身に付けることができます。

 最後まで宜しくお願い致します。

いつものように結論からみていきましょう。

  • 産卵水温19~21℃
  • 産卵前は荒食い
  • 産卵後はプランクトン

この3つについて解説していきます。

産卵水温19~21℃

産卵水温19~21℃について解説いたします。

 冬アジングでは、低水温により、厳しいアジングを強いられている地域の方もおられるかと思います。春のアジングは、気温が上がり始め、水温も上昇してきます。朝晩の肌寒さはまだ残りますが、次第に日中は暖かくなる時期になります。秋と並んで一年の中では最も気候の良い穏やかな季節になってきます。

 春は、アジの産卵時期といわれますが、地域によって差があります。暖かい九州では3~5月、水温の上昇とともに北上していき、東北地方では5~7月になってきます。

産卵に適した水温19~21℃を目安にしてみましょう。孵化の適温でもある18~24℃の場所であれば、沿岸での産卵の可能性があります。

 産卵は夜間に行われます。生まれた卵は、海中をバラバラになって漂う「分離浮性卵(ぶんりふせいらん)」で、卵はおよそ1mmほどです。産卵数は、20cmのアジで約10~30万粒、30cmでは30~40万粒といわれます。

 水温18℃で、受精後43時間で全長2.5mmほどの仔魚が孵化します。表層を浮遊しながら成長し、およそ、20mmになると藻やクラゲなどについて漂流回遊します。孵化後30日で30mm。60日で55mmまで育ちます。

 アジやイワシ、サンマなど群れで産卵するものは、オスとメスについては見た目では判断できません。

産卵前は荒食い

産卵前は荒食いについて解説していきます。

 春アジングは、産卵前と産卵後で大きく考え方や釣り方を変えることが必要です。産卵前は体力をつけるために小魚、ゴカイなども含めた荒食いが一時的に起きます。

 このタイミングであれば、比較的釣果を出すことができます。30cmを超える尺アジ以上のサイズも、ボトム付近で釣れやすい時期にもなります。

 産卵期に入ったばかりの卵を抱えたアジは、エサを荒食いしますが、産卵に向けて体力を温存するため積極的に捕食をしてきません。アジの目の前に届けてあげるようにゆっくりとレンジキープさせることが必要です。

 しかし、産卵が始まると状況は大きく変わります。産卵前と産卵後の食性が変わったタイミングを知らないと、厳しい春アジングになってしまうため、次の産卵後についてもしっかり押さえておきましょう。

産卵後はプランクトン

産卵後はプランクトンについて解説してきます。

 産卵後のアジは、プランクトンが中心の釣りになってきます。アジは産卵によって、体力をたくさん消費してしまいました。効率よく体力を回復させるために口をあけて、呼吸をするように海水ごとプランクトンを吸い込む捕食となります。(ショートバイト)アタリも小さく、ラインの先のわずかな変化に気付けるかが重要になってきます。

 産卵後はプランクトンの動きを演出することが必要になってきます。アジの反応があった(レンジ)深さをキープしながらプランクトンをイメージしてゆっくり巻いてくることがポイントです。

 プランクトンのようにレンジキープをさせるためには、1g以下のジグヘッドを使って、漂わせるようにジグ単を操作してみましょう。

 レンジキープにつきましては、過去の動画「レンジキープとアジング」にて解説しております。プランクトンパターンの動きも紹介しておりますので、この動画と合わせて参考にされてみてください。

まとめ

今回のまとめです。

産卵水温19~21℃について、春は、アジの産卵時期といわれますが、地域によって差があります。暖かい九州では3~5月、水温の上昇とともに北上していき、東北地方では5~7月になってきます。産卵に適した水温19~21℃を目安にしてみましょう。孵化の適温でもある18~24℃の場所であれば、沿岸での産卵の可能性があります。

産卵前は荒食いについて、春アジングは、産卵前と産卵後で大きく考え方や釣り方を変えることが必要です。産卵前は体力をつけるために小魚、ゴカイなども含めた荒食いが一時的に起きます。産卵期に入ったばかりの卵を抱えたアジは、エサを荒食いしますが、産卵に向けて体力を温存するため積極的に捕食をしてきません。アジの目の前に届けてあげるようにゆっくりとレンジキープさせることが必要です。

産卵後はプランクトンについて、産卵後のアジは、プランクトンが中心の釣りになってきます。アジは産卵によって、体力をたくさん消費してしまいました。効率よく体力を回復させるために口をあけて、呼吸をするように海水ごとプランクトンを吸い込む捕食となります。産卵後はプランクトンの動きを演出することが必要になってきます。プランクトンのようにレンジキープをさせるためには、1g以下のジグヘッドを使って、漂わせるようにジグ単を操作してみましょう。

 今回の授業は以上となります。2022 春アジングのポイントが、アジを釣る力の手助けに少しでもなれれば幸いです。

 釣りって、学べる。は「今よりも一歩幸せに!」をテーマに5つの力を身に付ける授業を配信しております。

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  • 魚を「釣る力」
  • 釣った魚を「捌く力」

 今日が人生で一番楽しい日です!釣りは参考になることはあっても答えはありません。自分の頭で考えて、行動して、改善していくことが、釣りの上達や楽しさに結びつくと思います。これからも釣りを学んで幸せな道を歩んで行きましょう!

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