雨アジング

🎣アジング

 いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業は、雨アジングです。できるなら、一年中、毎日、釣りがしたいです。しかし、時には雨が降る時もあります。風が強い日などの大しけは、釣りを控えますが、少々の雨の場合、しっかりと状況を判断することができればチャンスタイムにすることが可能です。今回は、雨とアジングの関係について、メリット、デメリットの視点から解説いたします。レインウェアなどが必要は対象外になっていますので、あらかじめご了承ください。最後までよろしくお願いいたします。

いつものように、結論から見ていきます。

まずは、メリット3選から紹介いたします。

  • 雨音で警戒心が減る
  • 酸素量が増えて高活性
  • 気圧低下で表層狙い

続いて、デメリット3選の結論について紹介致します。

  • 水潮で表層は雨水
  • 水温低下で低活性
  • にごりで視界不良

それでは、これらの雨アジングについて、解説していきます。

メリット1 雨音で警戒心が減る

メリットその1雨音で警戒心が減る、について解説いたします。

 雨が降っていなければ、釣り人の足音や話し声などの気配が海の中に伝わり、警戒心を与えます。海をそーっとのぞきこんだつもりでも、魚が逃げていった経験があるかと思いますが、魚は非常に敏感です。しかし、雨が降ると雨粒が海面にあたります。そのため、海を泳ぐアジは雨音によって警戒心が減り表層付近にアジが上がってきます。

メリット2 酸素量が増えて高活性

メリットその2 酸素量が増えて高活性について解説いたします。

 雨には酸素が含まれています。雨が降ることによって海の酸素量も増えてきます。人も窓を開けて換気を良くすると心も体もリフレッシュされます。アジも同じで酸素量が増えると魚の活性が高くなります。

メリット3 気圧低下で表層狙い

メリットその3 気圧低下で表層狙いについて解説いたします。

 低気圧になると、空気が上昇して、冷やされて、雲になります。雲がたまると、やがて雨を降らせます。低気圧になれば海の中の気圧も低下して、底に潜んでいたアジが浮いてくるため、表層付近でも釣れるようになってきます。次に、デメリットについて解説していきます。

デメリットを紹介する前に1つ確認致します。

 これから紹介するデメリットにつきましては、河口付近に近いエリアで釣りをする場合に強く影響してきます。河口から離れるに従いデメリットの効果は低くなってきます。

デメリット1 水潮で表層は雨水

デメリットその1 水潮で表層は雨水

 水潮とは海水と真水が混ざり合った潮のことを言います。アジは真水が強くなるほど活性が下がってしまいます。しかし、釣りができないほどの強風や波がなければ、汽水域と同じで真水が表層、海水が底に分かれます。そのためアジはボトム付近に移動していきます。

デメリット2 水温低下で低活性

デメリットその2 水温低下で低活性 冷たい雨が降れば海水温も低下していきます。

 アジの適水温は16℃から25℃程度のため、これを下回ると活性も下がります。そのためアジは水温が安定しているボトム付近に移動していきます。

デメリット3 濁りで視界不良について解説していきます。

デメリットその3 濁りで視界不良について解説していきます。

 雨が降ると河口付近では濁りが発生し視界も悪くなってきます。濁りがあるとルアーが見えにくくなってきます。しかし、釣りができないほどの強風や波がなければ、にごりは、表層付近に流れ込みます。そのためアジはボトム付近に移動していきます。

まとめ

 今回の授業のまとめです。

 雨が降れば表層狙い 雨音、酸素量増加、気圧低下の影響でアジが表層付近に上がってきます。雨の降り始めや強い濁りなどがないポイントでは表層付近を狙ってみましょう。

 河口付近はボトム狙い 長雨が続くと河口付近では河川から流れ込む大量の雨水や強い濁りによって表層付近が濁った水潮になってしまいます。強い風や波がなければ濁った水潮は表層付近にあります。そのため、アジはボトム付近に移動していきます。表層付近で釣れなくなったらボトム狙いに変更してみましょう。

 悪天候は無理をしない 雨アジングは、釣れやすい傾向にありますが、雨の影響で足元が滑りやすかったり低気圧で海面が上昇したり波が大きくなっています。決して無理をされないでください。また、安全装備も必ず着用してください。そして、忘れてはいけないのが雨が降り出す前です。雨雲が近づき、雷の音が聞こえたら直ちに釣りを止めて建物や車に避難してください。木の下は絶対にダメです。

今回の動画が雨アジングの釣果アップの手助けに少しでもなれれば幸いです。

最後までご視聴ありがとうございました。

釣りって、学べる。

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