月とアジング

🎣アジング

 いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業は、月とアジングす。

 一度は聞いたことがあるかと思います。「満月の日は釣れない・・・。」釣れないとは、どういう理由なのか、そして、本当に釣れない状況になった時、どうすればいいのか、今回の動画をご視聴いただくことによって、その対処方法が学習でき、月明かりによる釣果が、左右されにくくなると思います。最後までよろしくお願いいたします。

いつものように結論から見ていきます。

  • 新月前後は常夜灯
  • 満月前後は明暗部
  • 潮も合わせて考える

それでは、この3つについて解説していきます。

新月前後は常夜灯

 新月前後は常夜灯、について解説いたします。

 月は地球の周りを回っています。月と地球と太陽の位置によって、月の見え方が変わってきます。潮の満ち引きは、太陽や月の引力そして、遠心力の影響を受けます。

 月は地球の周りをおよそ1ヶ月かけて1回り(公転)します。地球は、1日1回り(自転)そして、太陽の周りを1年かけて1回り(公転)します。

 月が太陽と地球の間にある時、月の影の部分しか見えません。これが新月です。

 逆に、地球が月と太陽の間にある時、太陽の光を反射している部分が見えるのでこれが満月になります。

 新月と満月の中間にある時が半月

半月と新月・満月の中間にある時が三日月になります。

 ある月のカレンダーを参考に1か月の変化をみていきます。3日が新月、18日が満月になります。10日が上弦、25日が下弦となります。上弦、下弦とは、月がちょうど半分になる半月の時を言います。上弦の月は、昼間から昇り始め、夕方をピークに沈み始めます。下弦の月は、深夜から昇り始め、明け方をピークに沈み始めます。新月を中心とした上弦、下弦までの間を「新月前後」とさせていただきます。

 新月前後は、月の明かりが弱く、周囲が暗い状況になります。

 そのため、新月前後のポイント選定は、常夜灯周りなど、海を明るく照らすところ一択になります。明暗部になるほどサイズは大きくなってきます。常夜灯周りが釣れる理由については、他の動画で解説しております。お時間ある時にご視聴頂けましたら嬉しいです。

 常夜灯がないところでは、自動販売機などの灯りでも十分です。

満月前後は明暗部

満月前後は明暗部、について解説いたします。

 満月を中心とした上弦・下弦までの間を「満月前後」とさせていただきます。

 満月前後は、月の明かりが強く周囲も明るい状況になります。常夜灯に集まっていた小魚やプランクトンが、月明かりに誘われて散ってしまいます。アジもエサを追いかけて散るためアジの数が減り、釣れる確率も下がります。これが「満月は釣れない・・・。」と、言われる理由です。そこで、満月前後の対処方法のポイントは、「デイアジング」にあります。月明かりが作る明暗部を探しましょう。明暗部の基準は、とにかく明るいところではなく、明るいところと暗いところの「差」が大きいところになります。

 月明かりより明るい常夜灯は、明暗部を作ります。

 漁港に係留されている漁船の下も、明暗部を作ります。漁船の下は、プランクトンが溜まりやすく、アジが好む障害物にもなってきます。

 月の角度が低い時間帯は、岸際の影も明暗部になります。

 月の明かりが届かない深場ボトムエリアも明暗部になります。参考となる「デイアジング」については、他の動画で解説しております。

潮も合わせて考える

潮も合わせて考える、について解説いたします。

 新月、満月でもある、太陽と月の位置が直線的になるほど月と太陽の引力が重なり、海水を引き寄せる引力も大きくなり、大潮になってきます。

 半月でもある、太陽と月の位置が直角方向になるほど、月と太陽の引力がお互い打ち消し合うため、海水を引き寄せる引力が小さくなり、小潮になってきます。

 そして、三日月でもある、大潮と小潮の中間にあるのが中潮です。

 新月、満月の前後2日から3日は大潮となり、干満の差が大きく、潮の流れも速くなります。潮の流れが速い時間帯は、潮が動いていないところを探しましょう。

 潮が動いていないところは、プランクトンが溜まりやすいポイントになり、ベイトも集まります。ジグ単アジングの場合は、ボトムがしっかり取れるポイントにもなります。例えば、漁港周辺で上げ潮の場合をみていきます。

 テトラ帯や堤防の角などが、プランクトンが溜まりやすいポイントになります。漁港周りのポイント選定も他の動画で解説しております。よろしかったら参考にされてみて下さい。

まとめ

最後にまとめです。

新月前後は常夜灯 新月前後のポイント選定は、迷わず、海を明るく照らす常夜灯などを探しましょう。

満月前後は明暗部 満月前後の対処方法のポイントは、デイアジングです。明暗部の基準は、とにかく明るいところではなく、明るいところと暗いところの差が大きいところになります。

潮も合わせて考える 潮の流れが早い時間帯は、潮が動いていないところを探しましょう。テトラ帯や堤防の角などが、プランクトンが溜まりやすく、アジも集まるポイントになります。以上となります。

今回の動画が、新月や満月でのアジングにおける釣果アップの手助けに、少しでもなれれば幸いです。

最後までご視聴ありがとうございました。

釣りって、学べる。






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