「今よりも一歩幸せに!」“釣りって、学べる。”です。
今回は、冬メバリングのポイントを解説していきます。
冬は釣り物が少なくなる時期にもなりますが例えどんなに寒くても釣りがしたい皆さんですよね?
メバルはそんな冬が絶好の時期になります。
それでは、いつものように結論から見ていきましょう。
1. ボトムは抱卵個体
2. 表層は1〜2歳
3. 産卵時期は表層狙い
4. 終盤は適水温を求めて
5. 身近な海で釣れる
コメント欄で冬メバルの思い出やおすすめルアーなども募集しております。
この動画が冬メバルの情報交換の場としてご活用頂けましたら嬉しいです。
メバル最高!とか釣れません・・・などの一言でも大丈夫です!
ということで本日の目次です。
1.冬メバルの特徴
2.冬メバルの生息範囲
3.冬メバル前半の狙い方
4.冬メバル後半の狙い方
5.冬メバルの場所選び5選
この5つについて解説していきます。
動画の最後には特典パートとしてメバルの美味しい食べ方をご紹介いたしますので最後までご覧いただけたら幸いです。
まず、本編に入る前にメバルについて少しだけ触れておきましょう。
メバルは12月になると、スポーニングと言って産卵の時期に入り、2月頃まで続きます。
また、この時期の水温がメバルの適水温にもなってくるため比較的簡単に釣れるようになってくるわけです。
しかし、簡単に釣れると言っても、いくつかポイントがありますので一緒に確認していきましょう。
メバルについては、こちらの動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。
それでは、本編に入ります。
というわけで、
【1. 冬メバルの特徴】
初めに、冬メバルの特徴について解説していきます。
まずは、小さなメバルと抱卵個体の釣り分けについて詳しく見ていきましょう。
メバルの活性が上がる夜をベースとして進めていきます。
12月に入るとメバルは、産卵を意識した行動に入り2月頃まで続くと冒頭で触れましたね?
産卵は基本的に藻が茂っていて、駆け上がりなどのブレイクが近くにあるポイントで行われるようです。
一般的に、メバルは3歳で成熟し、その大きさは15㎝程度と言われています。
つまり、成熟したある程度のサイズのメバルは産卵のため深い藻場に集まるというわけです。
【2. 冬メバルの生息範囲】
次に、冬メバルの生息範囲について解説します。
先ほど解説したように比較的大きめのメバルはボトムに移動しほとんど見かけなくなります。
全てのメバルがボトムに移動してしまうのでしょうか?
実は、そうではありません。
冬といえども、表層には月や常夜灯などの明かりにプランクトンや小さなベイトが集まってきます。
そこで、まだ産卵が絡まない1歳〜2歳の成熟していないメバルがそのエサを求めて集まってくるわけです。
皆さんも若かりし頃に食べ盛りの時期はありましたよね?
そのため、この時期はよく釣れるけど生後1歳〜2歳の12㎝ほどのメバルになるということですね。
【3. 冬メバル前半の狙い方】
次に、冬メバル前半の狙い方について解説していきます。
冬メバリングではボトム付近の大物を狙いたいところではありますが
抱卵個体が釣れてしまうおそれがあります。
型は小さくなりますが、資源保護のためにも1歳〜2歳のメバルが多くいる
表層付近で楽しんでいただけましたら幸いです。
メバルは産卵から成熟するまで3年かかります。
そこから、20㎝程度に成長するまでさらに2年、生まれてからトータルで5年はかかるわけです。
我々もいきなり大きくなる人なんていませんよね?
成長速度が比較的遅い魚になりますのでメバリングを勧めておきながらなんですが抱卵個体のキープはほどほどにお願いいたします。
【4. 冬メバル後半の狙い方】
次に、冬メバル後半の狙い方について解説していきます。
先ほど、表層に集まるベイトの話をしましたがそれでも、2月頃の終盤ともなると海水温の低下で表層でもメバルの数が少なくなってきます。
そんな時は、温排水など少しでも水温の高いポイントを探すことでメバルに出会える確率が上がるはずです。
冬から春にかけてメバルの最盛期ですが、釣れない時間帯もあります。
そんな厳しい中でも釣果を出せるヒントがここにあります。
ぜひ一緒に合わせてご覧ください。
そして、重ね重ねのお願いにはなりますがメバリングをこれからの世代に繋げていくためにも抱卵個体のリリースなど資源保護にご協力よろしくお願いいたします。
【5. 冬メバルの場所選び5選】
それでは最後に冬メバルの場所選び5選について解説していきます。
ポイントを制する者はメバリングを制すると言ってもいいほど場所の選定はとても重要です。
メバリングに特化した釣れる代表的なポイントを5つご紹介いたします。
<常夜灯>
1つ目は、常夜灯です。
メバリングのポイントで真っ先に思い浮かぶのが漁港や堤防などの常夜灯周りだと思います。
では、なぜ常夜灯周りがメバリングに適しているかというとそこでは食物連鎖が行われているからです。
先ほども触れましたが、常夜灯が海面を照らすことで植物プランクトンが集まりそれを捕食するために
動物プランクトンが集まります。
そして、そのプランクトンを求めて小魚が集まり小魚をエサとするメバルも集まってくるというわけです。
我々も食物連鎖の一員ですから常夜灯の周りに集まるということですね。
<敷石>
2つ目に、敷石を解説していきます。
人工的な石が敷き詰められている敷石もメバリングには最適です。
なぜなら、身を潜める隙間がたくさんあるからです。
人も隙間とか端っことか大好きですよね?
さらに、敷石は辺り一面幅広く作られていることが多いのでメバルの魚影が濃い場所と言えるわけです。
そのため、一箇所を集中的に狙うよりも広く探っていくことをおすすめします。
しかし、ここで1つ注意点。
それは、敷石周りは水深が浅いポイントが多く根掛かりしやすいということです。
そのため、慣れるまではワームをあまり沈めず表層から表層直下程度までのレンジを探った方がいいでしょう。
メバルは下から上を見ていることが多くまた、大きな目の視野や視力は他の魚よりも優れていると言われています。
そのため、多少ルアーまでの距離があったとしても凄い勢いで食い上げてくることもあるので表層付近を上手く狙ってみましょう。
<藻場>
3つ目に、藻場を見ていきます。
海藻が生い茂っているような場所はメバリングに最適な場所です。
海藻にはメバルのエサとなるベイトがたくさん集まります。
そのベイトを捕食するためにたくさんのメバルが居着いているということですね。
<ゴロタ浜>
4つ目に、ゴロタ浜を見ていきます。
型狙いとしておすすめのポイントは大小の岩がゴロゴロと転がっているゴロタ浜です。
水深が1mに満たないような場所であっても魚影の濃い場所が多くあります。
それは、ゴロタとゴロタの隙間が隠れ家となって波や外敵から身を守ってくれるからです。
さらに、ゴロタ浜には風や波によりたくさんのベイトや甲殻類などのエサが押し寄せられます。
皆さんも、食べに行くよりウーバーイーツを頼んだ方が楽ですよね?
つまり、メバルからしてみるとゴロタ浜は隠れながら効率よくエサを捕食できるポイントになっているということです。
<テトラ帯>
5つ目は、テトラ帯です。
積み上げられた消波ブロックが並ぶテトラ帯はメバリングを楽しむ場所の中で上位に入る絶好のポイントと言えます。
積み重ねられたテトラは隙間がとても多くメバルのかっこうの隠れ家となるわけです。
よって、メバルの量も他の場所に比べて圧倒的に多くなります。
ですが、テトラの隙間をみたことがある人はわかると思いますが、めちゃくちゃ怖いですよね?
特に暗い時間帯は多くの危険が伴ってしまうため安全装備はもちろん、できれば単独行動は避けましょう。
【まとめ】
それでは、今回のまとめです。
12月は産卵時期のため抱卵個体が深場に集まります。
逆に、表層には比較的小型のメバルがプランクトンなどを求めて集まるということでしたね。
これらの冬メバルを釣るためには次の5つのポイントがおすすめです。
1つ目が、プランクトンやベイトなどの食物連鎖が常に行われている常夜灯周り。
2つ目が、メバルの隠れ家がたくさんある敷石。
3つ目が、エサとなるベイトが集まる藻場。
4つ目が、サイズアップを狙えるゴロタ浜。
5つ目が、メバルのストック量が圧倒的に多いテトラ帯。
そして、2月頃の冬メバリング終盤は
温排水など少しでも水温の高いポイントを
探すことで良い釣果に巡り会えるのではないでしょうか。
【特典パート】
それでは特典パートです。
ここでは、メバルのおすすめの食べ方を2つ紹介していきます。
まず1つ目は、定番と言っていいでしょう。
それは、煮付けです。
メバルは根魚のように身がしっかりとしていて旨みが強い魚です。
そのため、甘辛く煮付けたメバルはご飯が止まりません。
そして、2つ目は個人的に大好きなのですが、唐揚げです。
背びれの両側から中骨に向かって切り込みを入れてじっくりと火を入れることがポイントで、カリッとフワッが同時に楽しめます。
他の食べ方についても、ぜひコメント欄で教えていただければと思います。
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