いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業は、冬メバリングのポイントです。冬は釣りの対象魚が少なくなる時期にもなりますが、メバルにとっては、絶好の時期に入ってきます。今回はメバルの生態視点からポイント選定をお届けいたします。最後までよろしくお願いいたします。
いつものように結論から見ていきます
- ボトムは抱卵個体
- 表層は1歳から2歳
- 産卵時期は表層狙い
- 終盤は適水温を求めて
それではこの4つについて解説していきます。
12月になると、メバルはスポーニングと言って産卵の時期に入ります。産卵のピークは2月頃まで続きます。
また、この時期の水温は、メバルの最適温にもなってくるため、比較的簡単に釣れるようになってきます。メバリングが楽しめる詳しい場所については、メバリングのポイント5選で紹介しております。お時間があるときに見ていただけましたら幸いです。
ボトムは抱卵個体
ボトムは抱卵個体について解説していきます。
1歳から2歳のメバルと抱卵固体の釣り分けについて詳しく見ていきます。メバルの活性が上がる夜をベースとして進めさせていただきます。12月になると、メバルは産卵を意識した行動に入り、2月頃まで産卵時期が続きます。基本的には海藻が茂ってかけ上がりなどのブレイクが近くにあるポイントで産卵を行います。多くの魚は卵を産みますが、メバルは交尾によりおなかの中で卵を受精させふ化した仔魚を産みます。メバルは3歳で成熟します。そのため成熟した15cm以上のメバルは、産卵場所でもある深い藻場に集まります。
表層は1歳から2歳
表層は1歳から2歳について解説していきます。表層付近では、比較的大きめのメバルは、ほとんど見かけなくなります。しかし、表層にはまだ成熟していない1歳から2歳のメバルが月や常夜灯などの明かりで集まるプランクトンや小さなベイトを求めて表層付近に集まります。そのため、この時期によく釣れるサイズは、1歳から2歳の12cmほどのメバルになります。
産卵時期は表層狙い
産卵時期は表層狙いについて解説していきます。釣りって、学べる。の思いも入りますが、冬メバリングにおいて狙うポイントは、ボトム付近の大物を狙いたいところですが、抱卵個体が釣れてしまう恐れがあります。
サイズは小さくなりますが、将来有望な1歳から2歳のメバルが多くいる表層付近で楽しんでいただけたら幸いです。
メバルは産卵から成熟するまで3年かかります20cm程度に成長するまでさらに2年、生まれてからトータルで5年はかかります。早熟ではありますが、成長速度が比較的遅い魚になりますので、抱卵固体のキープはほどほどにお願い致します。
終盤は適水温を求めて
終盤は適水温を求めてについて解説していきます。
2月頃の冬メバリング終盤になると、海水温の低下により、表層でもメバルの数が少なくなる場所も出てきます。
この時期は工場からの温排水など、少しでも水温の高いポイントを探すといいと思います。
メバリングをこれからの世代につなげるためにも、ご協力よろしくお願いいたします。
まとめ
最後にまとめです。
表層付近には、生後1年から2年ほどのメバルが多くいました。ボトム付近は成熟した3年以上のボトム付近は成熟した3年以上の抱卵個体が多くいます。ちなみに小さい頃のオスとメスの比率は、ほぼ半分半分と言われています。しかし、大きくなるとメスが90%以上を占めるようになると言われています。
12月から2月までの産卵時期は、これからも長くメバリングを楽しめるように、表層付近を狙っていただけましたら幸いです。
今回の動画が、メバリングの釣果アップの手助けに少しでもなれれば幸いです。最後までご視聴ありがとうございました。
釣りって、学べる。
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