メバリングのテクニック(ジグ単編)

🎣メバリング

 いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業は、メバリングのテクニック(ジグ単編)です。様々なタックルが存在するメバリングですが、色んなものを使いこなして、引き出しを増やすことができれば、メバリングがもっと楽しくなってきます。今回はメバリングの基本となるジグ単の釣り方を紹介いたします。また、まとめの最後において、フライフィッシングのメバリングで使えるテクニックも紹介致します。最後までよろしくお願いいたします。

いつものように結論から見ていきます。

  • 2lb・4lb・1g以下
  • 冬は石、春は藻
  • 表層ただ巻き

それでは、この3つについて解説していきます。

2lb・4lb・1g以下

 2lb・4lb・1g以下について解説していきます。

漁港などの近距離でジグ単メバリングを楽しむには、その場所で釣れる平均的なアベレージサイズ15cmから20cm程度に合わせ道具選びをすることで、小さなあたりでも感じやすく、魚とのやり取りをより楽しむことができます。不意な大物にも対応できる事も想定して紹介いたします。

ラインの種類につきましては、色々ございますが、今回は基本となるラインで進めさせて頂きます。

まず初めにメインラインは、フロロカーボン2lbを使用します。2lbは0.5号で、強度(荷重がかかると切れる恐れがある値)は、0.907㎏です。例えば、およそ1リットルの水(ペットボトル)と同じくらいの力がかかると切れるくらいです。

個体差にもよりますが、アベレージサイズのメバルは1匹200gから300gになります。この重さからして、2lbのラインは、余裕があるラインとなります。

次にリーダーは、フロロカーボン4lbを使用します。リーダーとはメインラインの先につける、根ズレに強いラインのことを言います。リーダーを付けておかないと、障害物などにラインが当たった時に切れやすくなってしまいます。

ジグヘッドは1gを使用します。漁港周りを狙うには十分な重さであり、沈む速度や操作性もバランスが取れているサイズになります。

ワームは1.5インチを使用します。ハイシーズンとなる春先はベイト(小魚)は小さくアミや小さなイカを捕食することも多くあります。

メバルは視力がとても良いため、実際に捕食しているものに近づけた方が良い結果となることがあります。

1gのジグヘッドで釣れない場合、場所移動や遠くに投げてみたりすることもありますが、0.4gのジグヘッドに変えて、沈む速度を遅くすることで、それまで見向きもしなかったメバルが反応してくれることもあります。

冬は石、春は藻

冬は石、春は藻について解説いたします。

基本的には岩場やテトラ帯、海藻などの障害物に棲んでいるメバルですが、障害物といえども季節があります。

それは海藻の成長が影響しています。海藻は一般的に秋に芽吹き冬で成長し、春にピークを迎え胞子を放出、夏頃には枯れて行きます。

春のメバルは産後回復のため、捕食活動が活発になってきます。捕食対象の小魚なども、成長のピークを迎えた藻場に集まってきます。身を隠すための場所としても藻場は最適な環境です。

表層ただ巻き

表層ただ巻きについて解説していきます。

キャストをしてジグ単が着水したら、沈まない程度のスピードで、表層付近を足元までリトリーブ巻いてきます。基本的には、メバリングはこれだけで十分です。

しかし、反応がない時は、水面下50cm程のレンジ水深をリトリーブして速度を早くしてみたり、少しゆっくり巻いてみたりすることで、メバルの反応が良くなることもあります。メバリングのジグ単で最も重要なことは、海面表層をとにかく、ゆっくりとリトリーブすることです。ゆっくりであればあるほど効果的です。

ジグヘッド1gをお勧めしておりますが、至近距離でメバルが狙える状況になったら、0.4gや0.8gなどには、変更してみるとさらに効果的です。

まとめ

今回のまとめです。メインラインは2lb、リーダーは4lb、ジグヘッドは1g以下、そして、ワームは1.5インチとなる。春先は小魚は小さく、アミや小さなイカを捕食することも多くあります。メバルが実際に、捕食しているものに近づけた方が、良い結果となります。

メバルが潜む障害物は、季節によって異なります。冬は石場、テトラ帯、岩礁帯など、春は藻場になります。その季節に応じたポイントを狙ってみましょう。

メバリングの基本は表層ただ巻きです。メバルはいるけど釣れない時は、50cm程度深さを変えてみましょう。

最後に参考として、フライフィッシングのメバリングについて紹介いたします。専門用語が多少ありますがご了承ください。フライフィッシングのメバリングにおいて、海面に浮くフローティングラインと沈むシンキングラインとを比較するとその差は歴然で、海面に浮くフローティングラインを使用した方が、圧倒的に釣果がいいです。藻場であって、昼間でも海面付近に姿は見えなくても、底の方から食い上がってくるところを何度も経験しました。ジグ単のデイメバリングにおいても、藻場でゆっくり表層を漂うくらいに、アクションを演出することができれば、ジグ単表層で、メバリングも十分チャンスがあります。フライフィッシングのメバリングでよく使用しているフライ、そのタイイング方法も合わせて紹介いたします。アジフライという名前になっていますが、メバルも兼用で使用しています。説明欄にリンクを貼っておきますので、お時間がありましたらご覧ください。

今回の動画が、メバリングの釣果アップの手助けに少しでもなれれば幸いです。

最後までご視聴ありがとうございました。

釣りって、学べる。

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