マアジ(真鯵)

🎣アジング

いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業は、マアジです。日本で最も馴染みのある魚で、一般的にアジといえば、マアジのことを言います。釣りの対象としても人気があり、小アジなどは、漁港などの防波堤から狙うサビキ仕掛けは、家族で釣りを楽しむことができます。今回の動画では、釣り目線で、マアジの生態をお届けいたします。最後までよろしくお願いいたします。

いつものように結論から見ていきます。

  • 全国に分布、居着きと回遊
  • 尺アジまで3年
  • 一年中、どこでも釣れる

それでは、この3つについて解説していきます。

全国に分布、居着きと回遊

全国に分布、居着きと回遊について、解説していきます。

分類・学名は、スズキ目スズキ亜目アジ科マアジ属。体型はややひらべったい扁平で、潮の流れから受ける抵抗が小さくなる流線型をしています。体の色は背中が青もしくは縁がかり、お腹は銀白色となっています。頭から尻尾の側面に沿って、俗にゼイゴ、ゼンゴ、ジンダコなどと呼ばれる、とげ状の稜鱗(りょうりん)が発達しているのが特徴です。

タイプには二種類あり、体の色と体型で異なっています。外洋を回遊する、回遊タイプ。回遊タイプは、体の色が青黒い色合いのため、「クロアジ」「ノドグロ」などと呼ばれています。体型も全体的に細長い形をしています。浅場の岩礁体を生活圏とする、居着きタイプです。一般に居着きタイプは体高が幅広く、金色の体をしています。「キアジ」「キンアジ」などと呼ばれ、主に海底にある岩場に棲んでいます。周りに生息する豊富なエビなどを捕食しているため、脂が乗ってとても美味しいです。

東京湾の黄金アジ、大分の関アジなどは、高級アジのブランド名にもなっています。

マアジの分布を見ていきます。北海道全沿岸から九州南岸までの日本海、東シナ海、太平洋沿岸、瀬戸内海、東シナ海大陸棚域に分布しています。日本周辺には生活圏が異なる、いくつかの系群が存在します。

東シナ海から九州北西岸を経て、日本海沿岸、富山湾までの広域で産卵します。太平洋系群は東シナ海で産卵するものと九州南岸から相模湾に至る、太平洋沿岸で産卵するものがあります。

産卵期は南ほど早く、1月から4月になります。

北に行くほど遅く、5月から8月になります。

卵や仔稚魚は黒潮と対馬暖流によって運ばれ、大きさが5cmから8cmになると着底します。

成長は系群ごとに異なりますが、1歳以上は、春夏にエサを求めて北上します。

秋から冬にかけて、越冬と産卵のために南へ下ってきます。

尺アジまで3年

尺アジまで3年について解説いたします。

主食を見ていきます。アミなどの動物プランクトン、エビなどの甲殻類、カタクチイワシやイカナゴの仔稚魚、ゴカイなどの多毛類、マアジはこれらのエサを好んで捕食しています。

成長について見ていきます。平均すると

  • 1歳で18cm
  • 2歳で25㎝
  • 3歳で30cm
  • 4歳で33㎝
  • 5歳で36cmにもなります。

一年中、どこでも釣れる

一年中、どこでも釣れるについて解説していきます。

適水温を見ていきます。捕食活動を行える温度、適水温は、16℃から25℃です。活性が最も高くなる最適温は、19℃から23℃です。マアジが活動できる限界水温は10℃です。アジが好んで捕食する。カタクチイワシも適水温は15℃から25℃、生存水温は11℃とアジに近い適水温になっています。

基本的には一年中釣れますが、特に夏から秋にかけて最盛期になります。

春夏秋冬それぞれの季節に応じたアジングのポイントを配信しております。お時間あるときにご視聴頂けましたら幸いです。

まとめ

今回の授業のまとめです。

全国に分布、居着きと回遊、マアジは場所や季節に応じて日本全国に分布していました。回遊型や居着き型もいて、どんなタイプのアジが釣れたかチェックする楽しさもあります。

尺アジまで3年、アジングを始めてから一つの目標でもある「尺アジ」は3年ほど成長したアジです。2歳で半数が成熟し、尺アジとなる頃には、3歳で全てが成熟しています。

一年中、どこでも釣れる、マアジは、場所の選定をうまく活用することで、一年中、釣ることができます。地域差もありますが、釣って、楽しく、食べて、美味しい身近なターゲットです。

今回の動画が釣果アップの手助けに、少しでもなれれば幸いです。

最後までご視聴ありがとうございました。

釣りって、学べる。

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