シンキングペンシルとメバリング

🧵タックル(釣り具)

 いつもご視聴いただき誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今日も一緒に釣りの勉強をしていきましょう。今回のテーマは「シンキングペンシルとメバリング」を解説していきます。

 シンキングペンシルとは、略して「シンペン」と呼ばれます。水面の真下およそ10㎝程度を泳がせることができるハードプラグです。ちなみにハードプラグとは、固い素材でできたルアーに浮力を持たせたものの総称です。水面に浮くトップウォーターの「ペンシルベイト」のような見た目をしていますが、名前にシンキングとつくように、水面直下に沈むタイプのルアーになります。この動画を見ることによって、シンキングペンシルを使ったメバリングの釣果アップにつながり、また、釣れるシンキングペンシルの選び方も学ぶことができます。

最後まで宜しくお願い致します。

いつものように結論をみていきます。

  • 飛距離、沈む、浮く
  • カウントダウン、ただ巻き
  • クリア系、40㎜~50㎜

飛距離、沈む、浮く?

飛距離、沈む、浮く?について解説いたします。

 メバリングに使うルアーは、ワームが一番有名かと思いますが、プラグや金属でできたルアー(ジグ)など色々使われます。シンキングペンシルはその中でも、メタル系(金属製)のルアーに次ぐ飛距離が出せることが一番の特徴です。

 メバルが遠くの沖で、ライズ(エサを補食するため水面から姿を現している姿)を発見したときや、竿抜けポイント(まだ先行者がいなく誰もルアーを投げていないと思われる場所)を狙いやすいメリットがあります。

 飛距離だけだったらメタル系のルアーを使えばいいのですが、メタル系のルアーとシンキングペンシルとの多いな違いは、浮きやすさです。メタルジグは遠くに飛ばせるが、ゆっくり巻くと金属でできているため沈んでしまいます。

 しかし、シンキングペンシルは遠くに飛ばせて、リールを巻くと浮き上がりやすく、水面の真下10cm程度をゆっくりと泳がせることができます。

 メバリングで最も一般的なジグ単(ワームとジグヘッドリグ)も遠投しようとすると、ジグヘッドが重くなるため、早く沈んでしまいます。

 シンキングペンシルを使用すると、遠くに投げることができ、しかも、「自然でユラユラとした柔らかい動きと表層を泳がせやすい」動きは、魚の反応も変わってきます。この動きはメバル以外の魚にも効果的で、特にワームへの反応がなくなった、スレた魚に強い傾向があります。

 プラグとワームの比べると、ワームの方が釣れやすいイメージがあるかと思いますが、プラグにはプラグの良さがあって、ワームを使っている人が多いポイントなどでは、魚はワームを見切る機会も増えるため、プラグに反応しやくなりメバルが釣れやすい状況になることがあります。

カウントダウン、ただ巻き

カウントダウン、ただ巻きについて解説いたします。

 シンキングペンシルはジグ単を使う時と同じように、カウントダウン(ルアーが着水して数えながら沈めて)使うのが基本になります。カウントダウンの方法は、ルアーをキャスト(投げて)ルアーが着水したら、ライン(釣り糸)を張りすぎず、緩めすぎず、少し張るくらいの状態を保ちます。

 カウントダウンは5カウント刻みが分かりやすいと思います。メバリングの場合は0か5か10の3パターンをよく使います。長くても15程度になります。新しく購入したシンキングペンシルや、まだ、慣れないうちは、釣り場についたらまずはシンキングペンシルを足元に落として、沈む速度を確認して投げましょう。

  シンキングペンシルは、ユラユラと揺れながら沈んでいきます。まるで小魚が気を失って沈んでいるかのような動きをします。フォール(ルアーが沈む)ときにメバルがバイト(ルアーに食いついて)くることも多いので、ラインを緩めすぎるとアタリ(魚がルアーに食いついた瞬間)を見逃してしまいます。

  着水後、カウントダウンをして沈めて、メバルの反応がなかったら「ただ巻きで」泳がせます。シンキングペンシルを使う時は、基本的に「ただ巻き」になります。ただ巻きとは、ルアーの動かす方法のひとつです。ルアーを投げて着水したら、狙った深さで、一定のスピードを保ちながらリールを巻いていくことです。メバリングは、同じ深さをキープすることがポイントになります。ラインを張りすぎず、シンキングペンシルがユラユラと自然に泳いでいるような動きになるようにしましょう。

 ただ巻きで反応がないときには、トゥイッチ(リールを巻きながらロッドを少し動かす)してみたり、リールを巻く速度を早くしてみたり、遅くしてみたり、変化をつけることで反応が良くなることがあります。

 シンキングペンシルは表層付近を釣るのに使い易く、水面直下から50cm位までのレンジ(深さ)を攻略するのに適しています。まずはただ巻きからチャレンジしてみてシンキングペンシルの動きをつかめたら色々試されてみてください。(ルアーによって深さが異なりますのでよく確認しておいて下さい)

クリア系、40㎜~50㎜

クリア系、40㎜~50㎜について解説いたします。

 メバリング用でシンキングペンシルを選ぶ時は、クリア系(透明)のカラーから始められることをおすすめします。

 クリア系はルアーの形が、ぼんやりとぼやけるために視力がとても良いメバルでも見切られにくく、シンキングペンシルの自然な動きをの相性が良いと思います。

 シンキングペンシルのサイズについては、40~50mm程度をおすすめします。40~50mmはいわゆるインチにするとおよそ1.5~2インチになります。これはワームでもよく使われる長さです。

 エサとなる小魚(カタクチイワシなど)が卵から仔魚になり、仔魚の間はひっそりと藻などに身を寄せて成長していましたが、2インチくらいになると藻などの隠れ家から飛び出して泳ぎだす稚魚サイズになります。よって、40~50mmサイズのシンキングペンシルはメバルが捕食するカタクチイワシの稚魚と同じサイズになります。

 メバルのサイズ20~30cmの大きさなら、このサイズで対応できてます。

 メバリングをしていると、天候の変化だけでなく、お気に入りのポイントに釣り人がいることもあります。そのようなときに備えて、ジグ単と合わせて、シンキングペンシル(クリア系40~50mm)を準備してみてはいかがでしょうか。

まとめ

最後にまとめです。

 飛距離、沈む、浮く? シンキングペンシルはジグ単よりも遠くに飛ばせて、ユラユラとゆっくり沈んでいきます。しかも、リールを巻くことによって、浮いてきやすいのため、沈めるだけでなく、表層付近をゆっくりと狙うことができるルアーです。

 カウントダウン、ただ巻き シンキングペンシルは表層付近を釣るのに使い易く、水面直下から50cm位までのレンジ(深さ)を攻略するのに適しています。 着水後、カウントダウンをして沈めて、メバルの反応がなかったら「ただ巻きで」泳がせます。シンキングペンシルを使う時は、基本的に「ただ巻き」になります。 ただ巻きで反応がないときには、トゥイッチしてみたり、リールを巻く速度を早くしてみたり、遅くしてみたり、変化をつけることで反応が良くなることがあります。

  クリア系、40㎜~50㎜ は、初めてのシンキングペンシルでおすすめの基準です。 クリア系はルアーの形が、ぼんやりとぼやけるために視力がとても良いメバルでも見切られにくく、エサとなる小魚と同じくらいのサイズになります。メバルのサイズ20~30cmの大きさなら、このサイズで対応できてます。

 今回の授業は以上となります。シンキングペンシルを使ったメバリングで釣果アップの手助けに少しでもなれれば幸いです。

最後までご視聴ありがとうございました。

釣りって、学べる。


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