いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。
今回の授業は、ゴミとアジングです。
ゴミとは言っても、海洋汚染物質や廃棄物などのゴミではなく、海などに浮かんでいる自然な浮遊物の解説になります。釣りをしていると、木片などもゴミと呼ばれることはよくあります。今回の動画をご視聴いただき学習することによって、このゴミがアジの群れに見えてくるようになると思います。最後までよろしくお願いいたします。
いつものように結論からみていきます。
- ゴミの下にはアジがいる
- ゴミと泡は可能性大
- 反転流に同調させる
それでは、この3つについて解説していきます。
ゴミの下にアジがいる
ゴミの下にアジがいる、について解説いたします。
風が強い日、漁港の角に、木材などが溜まっているところを見かけることがあると思います。今回は、これをゴミと呼ばせていただきます。
このゴミは、風があたる表側の角でよく見かけます。
ゴミの下には、アジがいる確率が高くなります。
ゴミには、魚が流木に集まる習性を利用したパヤオ(浮魚礁)と同じような効果があります。研究結果により公表もされていますが、詳しいことは話が長くなるため割愛させていただきます。集まる理由の一説を簡単に言うと、「少ないエネルギーで餌を効率よく食べるため」です。ちなみに、浮漁礁から離れるほど大きくなるようです。
浮漁礁から離れると大きくなるのは、常夜灯周りのアジの大きさにも似ています。
ゴミと泡は可能性大
ゴミと泡は可能性大、について解説いたします。
ゴミと一緒に白い泡を見かけることがあります。この泡は、大量になると「波の花」とも呼ばれ、海中に漂う植物プランクトンが波にもまれて泡状になる現象です。
このような状況を見かければアジが好む動物プランクトンのアミもいる可能性が大きくなります。
反転流に同調させる
反転流に同調させる、について解説いたします。
風が強く、角にゴミが溜まっているということは、波にも影響が出てきます。ゴミが溜まる箇所は、岸際になるため流れが堤防にあたり、反転流が発生します。
上から見た図を例にあげてゴミ周辺の釣り方をみていきます。
パヤオ効果によるゴミから離れたところに大きなアジがいることを期待します。
ゴミから離れたボトムを狙ってみます。
風が強く、接近戦にもなるため、飛距離は必要ありません。魚への警戒心を与えないことを優先して、ゴミから少し距離を取ります。そして、狙いたいポイントより遠目を目がけて投げます。着水したらフリーフォールです。ワームの動きアクションは反転流れに任せます。リールは糸ふけを取る程度です。
横から見たイメージです。少し遠目に投げてフリーフォールです。着水したら反転流に同調させてゆらゆらさせながら、ボトムに落とすイメージです。手軽にできる狙い方のため釣り場に着いたらまず、試してみてもいいと思います。
まとめ
最後にまとめです。
ごみの下にはアジがいる、魚が流木に集まる習性を利用したパヤオ(浮漁礁)と同じような効果でゴミの下にはアジが集まります。
ごみと泡は可能性大、あわの正体は、植物プランクトンです。泡があると植物プランクトンをエサにしているアミが集まってきます。
反転流に同調させる、ごみから少し距離を取った位置から、狙いたいポイントより遠めを目がけて投げます。着水したら、反転流に同調させてゆらゆらさせながら、ボトムに落とすイメージです。
以上となります。
今回の動画がゴミ(浮遊物)を見かけた時の釣果アップの手助けに少しでもなれれば幸いです。
最後までご視聴ありがとうございました。
釣りって、学べる。
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