いつもご視聴いただき誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回のテーマは「エギの色の選び方」を解説していきます 。
春エギングの解説につきましては「春エギングのポイント」で紹介しております。
エギングにおいて、エギの色には、様々な背中の色と下地の色があります。色の選択については、多くの組み合わせがある中で、どんな状況で、どんな背中や下地の色を使えば、悩むところです。色の選択には諸説ありますが、多くの方の考えが一致している所をまとめて解説いたします。今回のエギの色の選び方を学ぶことによって、エギを「選ぶ力」を身に付けることができます。最後まで宜しくお願い致します。いつものように結論からみていきましょう。
結論
- 背中は潮の状況
- 下地は光の状況
この2つについて解説していきます。
背中は潮の状況
背中は潮の状況について解説いたします。
主なエギの背中の色は次のような種類があります。
- 青
- 緑
- 黄色
- オレンジ
- ピンク
- 赤
- 紫
人間から見える色とイカから見える色は異なり、イカは白黒で見えているようです。
青、緑、黄色 は 白
オレンジ、ピンク は グレー
赤、紫 は 黒
エギの色を選ぶ際は、イカが見える色の白、グレー、黒の3つを考えることになります。
潮の状況については次の3つのパターンがあります。
- 潮がとても澄んでいるとき(天気が良い時)
- 潮がやや濁っているとき(曇りや明るい夜)
- 潮がとても濁っているとき(深場や暗い夜)
- 潮がとても澄んでいるとき(天気が良い時)は、エギが見えやすい状況になるため、ナチュラルな白系(青・緑・黄色)
- 潮がやや濁っているとき(曇りや明るい夜)は、エギがやや見えづらい状況になるため、中間的なグレー系(オレンジ ・ピンク)
- 潮がとても濁っているとき(深場や暗い夜)は、エギが見えづらい状況になるため、シルエットがはっきりとした黒系(赤・紫)
背中の色は、潮の透明度や、天気、月明かりなどで、選んでみましょう。
下地は光の状況
下地は光の状況について解説いたします。
主なエギの下地の色は次のような種類があります。
- 銀
- 金
- 赤
- 虹(マーブル)
- ケイムラ
- 夜光
下地は色ではなく、光の反射によって、背中の色を強調させる効果があります。
- 銀は、昼間で天気が良い日など、澄み潮のときに、背中の色を明るくする効果があります。
- 金は、朝夕のまずめや常夜灯など、やや明るいときに、背中の色を目立たせない効果があります。
- 赤は、やや濁っているとき、明るい夜など、背中の色を強調させる効果があります。
- 虹(マーブル)は、オールマイティで、全てに状況において突出した効果はありません。
- ケイムラは、紫外線を受けて発色します。曇りなど太陽の光がないが、紫外線が届いている状況のときに効果があります。
- 夜光は、光(紫外線)を蓄えて自ら発光します。強い濁りや深場、暗い夜など、水中に光が届かないときに効果があります。
下地の色は、昼間の太陽の明るさや、夜の月明かりの状況で選んでみましょう。
まとめ
今回のまとめです。
結局、何を選んだら良いのか、シチュエーション別によるベスト5をまとめてみました。前提としていずれも潮が澄んでいる状況になります。
- 昼間で明るい 背中が青・緑・黄色(白) 下地が銀
- 昼間で曇り 背中がオレンジ、ピンク (グレー) 下地がケイムラ
- 朝夕まずめ 背中がオレンジ、ピンク (グレー) 下地が金
- 夜間で明るい 背中が赤・紫(黒) 下地が赤
- 夜間で暗い 背中が赤・紫(黒) 下地が夜光
プラス1本追加する場合は、背中が背中がオレンジ、ピンク (グレー) 下地が虹(マーブル)
潮が濁っている場合は、1段階暗めで使用するエギを選択するとカバーできます。
今回紹介したシチュエーション別の6選をヤマシタのエギ王ライブで例えると、このようなラインナップになります。概要欄にリンクを貼っておきますので、参考にされてみて下さい。
今回の授業は以上となります。エギの色の選び方の授業が、アオリイカ釣果アップの手助けに少しでもなれれば嬉しいです。
釣りって、学べる。は「今よりも一歩幸せに!」をテーマに5つの力を身に付ける授業を配信しております。
- 釣り具や釣り場を「選ぶ力」
- 潮や天候を「読む力」
- 状況に合わせて「変える力」
- 魚を「釣る力」
- 釣った魚を「捌く力」
今日が人生で一番楽しい日です!釣りは参考になることはあっても答えはありません。自分の頭で考えて、行動して、改善していくことが、釣りの上達や楽しさに結びつくと思います。これからも釣りを学んで幸せな道を歩んで行きましょう!
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