アジングのポイント(漁港に着いたら編)

🎣アジング

 いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業は、アジングのポイント漁港に着いたら編です。アジングにおいていくつかある釣り場ポイントの中で、最もよく行く漁港について紹介いたします。釣具屋の情報などで一言に漁港といっても、具体的にどのようなところをチェックしたらいいのか分からないと思い具体的にあげてみました。今回の動画では、チェックポイントと合わせて少しだけ参考になる内容もお届けいたします。最後までよろしくお願いいたします。

それでは漁港に着いたらチェックするポイントを7つ挙げさせていただきました。

  • 場所
  • 底質
  • 潮の流れ
  • 風向き
  • エサ
  • 常夜灯
  • 明暗

この7つについて説明していきます。

場所

 場所について説明します。漁港内の釣り場となるポイントについて、用語と簡単な意味を紹介していきます。

  • 防波堤の先端 潮の流れが複雑にぶつかり合うポイントです。
  • 防波堤(へち・つなぎ目) 波を防ぎ港内を守る構造物です。
  • テトラ帯 波を消すブロック帯のことを言います。
  • ミオ筋 港から船が出入りするために深く掘られた溝のことを言います。
  • スロープ 船を下しやすいように道が整備されている場所です。
  • 漁船 魚を捕るための船です。

ある漁港の写真を参考にして確認していきます。

防波堤の先端 プランクトンは、潮の流れに沿って流されてきます。潮通しの良い防波堤の先端や角といった場所は、プランクトンが多く流されてきます。それを狙うアジが溜まるポイントになります。

防波堤 足元の防波堤のヘチやつぎ目は絶好のポイントです。流れてきたプランクトンが集まりやすくアジも回遊することが多くあります。特にゴミや気泡が溜まっている場所はプランクトンも多く流れ着く場所となるため、アジも回遊して来やすいポイントとなります。

テトラ帯 テトラポットは、波による浸食を抑えるために設置されています。そのためテトラポットのある場所は、波の当たる場所になっています。プランクトンが流れ着きやすくアジも回遊しやすい場所になります。

ミオ筋 船の通り道は、アジが回遊する際の通り道にもなります。船が安全に通れるように、人工的に深く掘られて、アジが溜まりやすいポイントです。日中でも船が通ることで、プランクトンが巻き上げられて、アジの捕食スイッチが入ることがあります。

スロープ 波が当たらない場所に設置されていることが多くあるため、潮の流れも緩やかなポイントです。海藻などが多く、アジが好む小型のエビやカニなどが生息しています。船を上げ下げしやすいように、スロープの先は急激に深くなっているため、そこにアジが溜まりやすくなっています

漁船 船の下に小魚が集まっているのを見たことがあると思います。アジも同じで、漁船などの下に隠れていることがあります。

すべてを表示するとこのような感じになります。それぞれのポイントの良さを知っておくと漁港内のすべてが状況によって絶好のポイントとなってきます。

底質

底質について紹介します。主な環境の違いは次の4つになります。

  • ブロックなどの障害物
  • ウィード

この4つのうち、アジングに適している環境は、全て該当します。ただし、砂については、所々に岩があるところでないと、厳しいと思います。

この写真のように、底に魚の隠れ場となる岩などがあればアジが身を隠すことができます。

潮の流れ

潮の流れについて紹介します。

流れがある 上げ潮の時は港内、下げ潮の時は港外

上げ潮の時間帯であれば、潮の流れに乗って、プランクトンと一緒に港内にアジが入ってきます。

下げ潮の時間帯であれば、潮の流れに乗って、プランクトンと一緒に港内からアジが出ていきます。

流れがない このような状況の時はアジの活性も低いため、釣りを休憩したり、その時間に釣りをするのは、避けた方が良いかもしれません。

潮目 海底のプランクトンが上げられる。

 潮目は流れの速さ、水温、塩分の密度が異なる2つの潮がぶつかるポイントです。その、異なる潮によって、プランクトンも一緒に巻き上げられます。

エサ

 エサについて紹介します。アジのエサとなる小魚などがいるか、アジのエサとなるベイトなどが入るとアジが入ってくる可能性が高くなります。

風向き

風向きについて紹介します。

左右の風 潮上風上にキャスト 風と潮が流れてくる上の方向にキャストして下流に向かって流していきます。もし風と潮が逆方向であれば、潮の流れを優先してください。風は対策できますが、潮が流れる方向は変えられないためです。

追い風 ロッドを極限まで下げて対処 背中の方向から吹いてくる追い風の場合、ロッドを上げておくと風の影響でラインが浮いて、ジグ単が沈みにくくなってしまいます。ロッドを可能な限り水面近くまで下げて対応します。

向かい風 プランクトンや小魚が手前に接近戦 向かい風はジグ単の飛距離が出なくなるため不安になりますがアジングは岸際の接近戦が大半です。向かい風で手前に流れてくる潮にプランクトンが乗ってくるため、飛距離こそは出なくなりますが、アジングにとっては絶好のチャンスとなります。

常夜灯、明暗

最後に常夜灯と合わせて、明暗について紹介します。

 明るい場所 太陽や常夜灯の光が当たる所、表層付近の所をいいます。釣りがしやすい環境ですが、小さいアジが溜まりやすいポイントとなります。

 暗い場所 太陽や常夜灯の光が当たらない影のところや深場のところをいいます。明るい場所に比べると、釣りがしにくい環境になりますが、大きなアジが溜まりやすいポイントとなります。

デイアジングでは、岸際や漁船の真下が影の部分になり、身を隠しやすいポイントになります。

 常夜灯の真下はとても明るく釣りがしやすいですが、アジのサイズは小さくなりがちです。大きなアジになるほど、明暗部の暗い方に潜んでいます。

 常夜灯を真上から見るとこのようになります。常夜灯の真下は人気ポイントでもあるため、先行者がいることが多くあります。

しかし、絶好のアジングポイントは、常夜灯から少し外れた光が届くか、届かないかの明暗部になります。

まとめ

まとめです。釣りって、学べる。の漁港チェックポイント優先順位になります。

1番は風向きです。向かい風のポイントを探します。

2番目は常夜灯明暗です。常夜灯の明暗部を探します。

3番目は潮の流れです 流れはあるが緩いところを探します。

4番目に場所、底質、エサになりますこれも重要な要素ではありますが、1~3の条件が揃えば釣れやすくなると思います。

以上となります

 今回の動画がアジングの釣果アップの手助けに少しでもなれれば幸いです。最後までご視聴ありがとうございました。釣りって、学べる。

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