いつもご視聴頂き誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回の授業のテーマは、アジングで使う２つのリフト&フォールです。ご視聴者様より頂きましたコメントにおいて、リフト&フォールについて、深く考察する機会をいただきました。是非一つの動画として残しておきたいと思い配信させていただきます。アジングのテクニックとして、役に立つと思いますので最後までよろしくお願いいたします。
以前、アジングについて２つの授業をさせていただきました。
１つ目がアジングのテクニック、そして、フライフィッシングでアジが釣れる理由、この動画の中で使用されているリフト&フォールが一般的な使い方と異なるため、今回の動画は補足動画として見ていただけましたら幸いです。
それでは本題に入らせていただきます。
防波堤からアジングをしています。キャストをしてカウントダウンをしています。ジグ単が深く沈んでいきました。この状態からロッドをあげるとジグ単はどのような動きをするでしょうか？
正解です！ロッドあげた分、ラインの軌道に沿ってジグ単が移動します。より具体的に言うと、釣り人がジグ単より上にいるため、ジグ単は前進と同時に上昇します。
それでは魚からの視点では、どのように見えているでしょうか？
釣り人が少しだけと思ってロッドを３０ｃｍ程度しかあげてなくても、魚からの視点では、一瞬に視界から消えるほど高く移動していると思います。
人間で例えると、目の前にあったご飯が、急に地上３階ほどの建物まで、飛んでいった感覚と思います。まさに突然、目の前からエサが消えたかのように感じていると思います。
ロッドを使ったアクションは、魚のタナが変わるほどの変化をつけるため、広範囲にアジのタナを探りたい時のロッドアクションとして効果的です。
それでは次のようなアクションはどうでしょう。
アジの体高程度の上下アクションを何と呼びますか？
釣りって、学べる。では、これもリフト&フォールと呼んでいます。
この程度のリフトはリールを巻く動きで十分演出できます。よって、リールを巻くアクションは、食わせるリフト&フォールとして効果的です。
突然ですが目の前にぶら下がっているパンを、手を使わずに口でくわえることができますか？
釣りって、学べる。は激ムズです。口の周りにパンがぶらぶらしているだけで、とても難しくなります。
フライフィッシングでは、フライラインの軌道に乗って、フライを水平に動かすことができます。よって、ナチュラルな魚の動きを演出することができます。
そのため、パン食い競争のように、目の前で餌がぶらぶらしないので、アジのタナに入れば、いとも簡単に釣ることができます。
最後にまとめです。
１つ目がタナを探りたければロッドでリフト、アジのタナが定まっていない時は、ロッドを使ったリフト&フォールで探りましょう。
２つ目が食わせたければリールでリフト、アジのタナがはっきり分かったなら、あとは食わせるのみです。リールを使ったリフト&フォールで確実に釣っていきましょう。
今回の動画が、アジングの釣果アップの手助けに少しでもなれば幸いです。
最後までご視聴ありがとうございました
釣りって、学べる。
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