アオリイカの一生

🦑エギング


 いつもご視聴いただき誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回のテーマは「アオリイカの一生」を解説していきます。

卵からかえって、卵を産むまで、アオリイカの寿命は1年から長くても1年半程度と言われています。たった1年足らずで1kgを超える成長スピードは大きな特徴でもあります。好奇心が強く、捕食活動に積極的なアオリイカの一生をみていきましょう。産卵期は地域により異なりますが、アオリイカの1年を解説いたします。

 アオリイカの寿命は水温にも関係し、周囲の温度が高いほど寿命が短く、 体も小ぶりになる傾向にあり、周囲の温度が低いと寿命が長く、体は大きくなる傾向にあります。四季がある日本のアオリイカは世界的にみても大きい傾向にあります。

 アオリイカは、水温によって大きく生活の場を変えるため、毎年同じ場所で同じように釣れるわけではありません。

 特に黒潮が流れる太平洋側では、南下してより水温が高いエリアへと移動していきます。

 水温は、どちらかというと高水温を好む傾向にあります。

 低水温の時期は、沿岸の水温も下がるため、沖の深場へと移動していきます。

12~1月にかけて、深場へと移動していく行動がみられ、エギングでアオリイカを狙うには最も難しい時期となります。

 水温が上がり始める3月以降は、水温の上昇と共に産卵のため徐々に水深の浅い、アマモなどの藻が生えている場所へと接岸してきます。

 水温が17℃を超えてくる場所へ移動するため、毎年、産卵床となっている場所でも、水温が低い場合は別の場所で産卵していきます。

 アマモなどの海藻類の成長も重要な要素になります。アマモは冬に種子から芽を出し、5月ごろに花を咲かせて、種子を落として枯れていきます。

  春から冬までの長い間、種子として海底で眠っているため、その間に海底に何らかの変化があれば、翌年に同じ場所で発芽することはありません。

 アオリイカの産卵は、通常複数回行われます。

 その後は力尽きて一生を終えていきます。

  海藻などに産み付けられた卵は1か月ほどで孵化します。

食べたエサの量や水温に大きく成長が左右されるため、秋には300g~1kgと個体差が大きくなってしまいます。

 そして、秋から翌年の産卵する春までが一番の成長期となります。

 水温やエサの摂取量で大きく個体差がでますが、産卵期には200gほどの個体でも親となって子孫を残すこともあります。

今回の授業は以上となります。「アオリイカの一生」の授業が、これからの釣果アップの手助けに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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