【サビキ釣りSabiki】

🎣アジング

いつもご視聴いただき誠にありがとうございます。釣りって、学べる。です。今回のテーマは「サビキ釣り」を解説していきます。

 サビキとは、サビキ仕掛け針の略称で、胴付き仕掛けの一種になります。「コマセ」と呼ばれる撒き餌をかごに入れて、上下に揺らしながらエサで魚を寄せて、たくさん付いている擬餌バリに魚を誘う釣り方です。釣り竿をしゃくって仕掛けを引くことを「さびく」と言うことから名づけられた説もあります。海外でも Sabiki Fishing Rigs”と呼ばれ、世界でも親しまれています。この授業を受けることによって、サビキ釣りの特徴や釣り方を理解でき、釣具屋さんなどでの道具の選択「選ぶ力」、サビキによる魚の誘い方「釣る力」を身に付けることができます。 

 最後まで宜しくお願い致します。

 いつものように結論からみていきましょう。

[対象魚]小物から大物まで
[仕掛け]上かご下かごトリック
[コマセ]アミエビ+集魚剤

[対象魚]小物から大物まで

 [対象魚]小物から大物までについて解説いたします。

 対象魚は、主に小型のアジ、サバ、イワシなどあります。

 道具も安く、手軽に近場の防波堤などで楽しめます。

また、簡単な釣り方であることから、初心者や子供連れで楽しめる手軽なレジャーとしても人気があります。

一石二鳥で大きな魚を狙う太いハリスのサビキ仕掛けも商品化されて、泳がせ釣りの応用でサビキ針に掛かったアジやイワシなどをほうっておくと、ある程度水深のある防波堤ならスズキやヒラメなどが掛かることもあります。

 釣り場は、堤防、港内、河口、磯など、比較的足場が良いところであれば、色々な場所で楽しむことができますが、釣り場のルールは必ず事前にチェックしておきましょう。

 サビキ釣りのシーズンは、ほぼ一年中楽しむことができます。特にハイシーズンは6月から10月にになります。2月から3月が若干オフシーズンにはなります。

[仕掛け]上カゴ下カゴトリック

[仕掛け]上カゴ下カゴトリックについて解説いたします。

 主な対象魚の水深は、上層はイワシ、中層は小サバや小アジ、低層に中アジなど、深くなれば大物がいる傾向にあります。釣りたい魚やサイズによって、その釣りにあった仕掛けを選んでみましょう。

 振り出し万能ロッドでも十分たのめることができますが、今回はリール竿を紹介させて頂きます。

まずは、上カゴ式について解説いたします。仕掛けはこのようになります。

  • [竿]磯竿または投げ竿3.6~4.5m
  • [リール]スピニングリール2500番
  • [道糸]ナイロン2~3号
  • [カゴ]コマセカゴ(上カゴ式)
  • [サビキ]サビキ仕掛け
  • [オモリ]5~15号

 上カゴ式の特徴は5m以上の深い所を狙う場合に効果があります。狙った深さでコマセとサビキを同調させることができます。仕掛けを海中にいれると、コマセを入れたまま沈んでいき、狙ったの深さにで竿を上下に動かすことで初めてコマセが放出される仕組みです。仕掛けの上で放出されたコマセは、ゆっくりと沈みながらサビキの仕掛けと同調していきます。

次に、下カゴ式について解説いたします。仕掛けは次のようになります。

  • [竿]磯竿または投げ竿3.6~4.5m
  • [リール]スピニングリール2500番
  • [道糸]ナイロン2~3号
  • [サビキ]サビキ仕掛け
  • [カゴ]コマセカゴ(下カゴ式)

 下カゴ式の特徴は5m以下の浅い所を狙う場合に効果があります。浅い所で効率よくコマセとサビキを同調させることができます。仕掛けを海中に入れると、カゴの上側が開いているため、水中に仕掛けを入れた直後からコマセが出始めます。

次にトリック仕掛けについて解説致します。仕掛けは次のようになります。

  • [竿]磯竿または投げ竿3.6~4.5m
  • [リール]スピニングリール2500番
  • [道糸]ナイロン2~3号
  • [サビキ]サビキ仕掛け(トリック仕掛)
  • [オモリ]5~15号

 トリックサビキ仕掛けの釣りは、魚の食いが渋い場合に効果があります。ハリに本物のエサを直接付けた状態で釣りをするため、仕掛けを海中に入れたときに、ハリから落ちたエサに魚が寄ってきて、直接(エサ)ハリに食いつかせることができます。この釣りには専用の寄せエサ入れが必要になります。

針の飾りも、スキンとハゲ皮があります。

スキンは、一般的に「ピンクスキン」と呼ばれるもので、カラーはピンクが定番です。コマセ(アミエビ)と色や形が似ているため、コマセを食べにきた魚を、思わず食いつかせることができます。

ハゲ皮は、魚の皮を使ったもので、白い色をしたものが定番です。水に浸けると透明っぽくなるため、プランクトンのような半透明な見た目をしているため、本物のエサと思って食いつかせることができます。

[コマセ]アミエビ+集魚剤

 [コマセ]アミエビ+集魚剤について解説いたします。

 サビキ釣りで、コマセ(撒き餌)として使用されているアミエビは、動物プランクトンの一種であり、大きさは3〜5mmほどで、ハサミが無く髭状の足で藻などを取って捕食しています。常に浮遊しながら非常に大きな群れで生活しており、魚やクジラなどにとって重要な食料となっています。アミエビを撒くと、どんな魚でも群がってきて食べるほど魚を寄せる効果があります。

 アミエビとよく似ているオキアミも動物プランクトンで、大きさは2〜3cm程度と、アミエビよりもサイズがかなり大きく、見るからにエビらしい姿をしています。オキアミは、指で摘んで針に刺せるので、クロダイ(チヌ)釣りやグレ釣りなどの付け餌に使われます。

 サビキ釣りで使用するハリは、アミエビをベースに作られているので、撒き餌にはアミエビ入りのコマセを使います。トリックサビキは、専用の餌付け機でアミエビを針に引っ掛けて使用します。

 冷凍ブロックのアミエビは500g、1kg、2kgといくつかブロックが販売されています。解凍するには少し時間が掛かるので、購入直後に使用する事はできません。ビニールに入った状態のまま水に漬けておくと比較的短時間で解凍することができます。

 アミコマセには常温保存が可能なタイプもあります。解凍する手間がないため、購入して直ぐに使うことができます。また、家に置いておけるので直接釣り場に行くこともできます。

 アミエビに集魚剤と混ぜることで集魚力が上がり釣果もアップします。集魚剤には余分な水分を吸収してコマセを扱い易くしたり、量増しする効果もあります。

 煙幕効果もあり、煙幕によって寄せた魚が離れにくくなります。また、煙幕の濁りによってサビキ仕掛けが見切られにくくなります。集魚剤のデメリットとしては、集魚力が強すぎることになります。本命以外の魚がたくさん釣れだしたら、使用を少し控えておいたほうが良いかもしれません。

おすすめアイテム

最後にサビキ釣りにおいて便利なおすすめアイテムを紹介いたします。

集魚灯 常夜灯など灯火の周りは魚が集まりやすく、夜釣りの好ポイントになります。食物連鎖により、光にプランクトンが集まり、プランクトンを食べる小魚、小魚を狙うフィッシュイーターの魚などが集まります。持ち運び可能な集魚灯を使えば、岸壁・防波堤の夜釣りで自分のポイントを作ることができます。※使用については、周囲の方に迷惑にならないよう気を付けましょう。地域や釣り場により灯火が禁止されている場合がありますので、ご注意ください。

すいこみバケツ 通常のサビキ釣りは、仕掛けを投入する前にスプーンなどの道具を使用してコマセをカゴの中に詰める作業が毎回必要になります。すいこみバケツがあれば、仕掛けを回収してから投入するまでの 手返しの時間が大幅に短縮 されます。

樹脂製のフィッシュグリップ 魚体表面のヌメリやウロコで手やタオルを汚さずに釣った魚を掴むことができます。樹脂製は海水の影響で錆びることはありません。アジ・サバ・イワシやトゲがある魚を掴む時はもちろん、素手で魚に触れることに抵抗がある方におすすめです。

フタ付きの水汲みバケツ アジ、サバ、イワシなどはバケツから何度も飛び出すことが良くあります。フタが付いていると魚が飛び出してしまう心配ありません。また、活かしたままの状態でフタをして、海に投げることもできるため海水を手軽に交換することができたり、海中に入れてビクとして使用することもできます。

三脚 釣り場でロッドやリールを地面に直接置いて汚れや傷が付くことを防ぐことができます。風などによる転倒を防止するためにオモリとして海水を入れたバケツを掛けるところがあるものをおすすめします。またトリック仕掛けの台としても活躍します。

まとめ

 [対象魚]小物から大物までについて、対象魚は、主に小型のアジ、サバ、イワシなどあります。泳がせ釣りの応用でサビキ針に掛かったアジやイワシなどをほうっておくと、一石二鳥を狙った太いハリスのサビキ仕掛けも商品化されています。ある程度水深のある防波堤ならスズキやヒラメなどが掛かることもあります。釣り場は、堤防、港内、河口、磯など、比較的足場が良いところであれば、色々な場所で楽しむことができますが、特にハイシーズンは6月から10月にになります。

[仕掛け]上カゴ下カゴトリックについて、釣りたい魚やサイズによって、その釣りにあった仕掛けを選んでみましょう。上カゴ式の特徴は5m以上の深い所を狙う場合に効果があります。狙った深さでコマセとサビキを同調させることができます。下カゴ式の特徴は5m以下の浅い所を狙う場合に効果があります。浅い所で効率よくコマセとサビキを同調させることができます。トリックサビキ仕掛けの釣りは、魚の食いが渋い場合に効果があります。ハリに本物のエサを直接付けた状態で釣りをするため、仕掛けを海中に入れたときに、ハリから落ちたエサに魚が寄ってきて、直接(エサ)ハリに食いつかせることができます。

 [コマセ]アミエビ+集魚剤について、サビキ釣りで、コマセ(撒き餌)として使用されているアミエビは、動物プランクトンの一種であり、大きさは3〜5mmほどで、アミエビとよく似ているオキアミも動物プランクトンで、大きさは2〜3cm程度。冷凍ブロックのアミエビは500g、1kg、2kgといくつかブロックが販売されています。アミコマセには常温保存が可能なタイプもあります。アミエビに集魚剤と混ぜることで集魚力が上がり釣果もアップします。煙幕効果もあり、煙幕によって寄せた魚が離れにくくなります。

 今回の授業は以上となります。サビキ釣りが、釣果アップやファミリーフィッシングの手助けに少しでもなれれば幸いです。

 釣りって、学べる。は「今よりも一歩幸せに!」をテーマに5つの力を身に付ける授業を配信しております。

  • 釣り具や釣り場を「選ぶ力」
  • 潮や天候を「読む力」
  • 状況に合わせて「変える力」
  • 魚を「釣る力」
  • 釣った魚を「捌く力」

 今日が人生で一番楽しい日です!釣りは参考になることはあっても答えはありません。自分の頭で考えて、行動して、改善していくことが、釣りの上達や楽しさに結びつくと思います。これからも釣りを学んで幸せな道を歩んで行きましょう!

釣りって、学べる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました